ヒトエグサ養殖 

食害対策

 食害対策を行います。
 海苔網4枚を1区画15m×25mの大きな防護柵を
 組立てます。
 その第一歩として支柱建てです。
 全長6.5mの支柱を海底に2m打ち込みます。
 最初は力任せに2〜3人で打ち込みましたが、
 これでは続かないので、無い頭をフル回転して
 穴あけ機を作りました。
 (左は穴あけ機1号で海底に穴を開けています)


天然採苗


 
 霧島市でヒトエグサの天然採苗を行います。
 当日はあいにくの雨でしたが、先輩にご指導
 戴いて採苗用の網の設置を終えました。
 ここで約1ヵ月ほど採苗を行います。









海苔網を張る


 
 11月に入り海苔網を張ります。
 付着物の除去のため対策(フジツボや甲殻類)
 のため3日間冷凍処理していました。
 出庫後は自然解凍して事前に打ち込んだ海苔張り
 用の柱にくくり付けていきます。








防護柵の完成と海苔養殖開始


 
 防護柵の中で海苔の本格的な養殖が始まり
 ました。
 天井と側面を覆う網は鳥や魚の侵入を防いで
 います。








海苔の成長
 
 海苔の生育を確認します。(12月5日)
 海苔網によってばらつきはありますが、現在は
 4〜5cm程度に成長しています。


 12月半ばには1回目の摘採を計画しています。

 ご期待ください。


摘採機の試運転


 
 一般的には海苔網の下をくぐる方式ですが、
 ここでは食害の防護ネット内での養殖のため
 海苔網を2m間隔で貼っていることから回収
 方式を取っています。
 そのためロープをほどく作業があります。

 結果
 海苔網のテンションが弱いと摘採機に巻き込
 んだり、深切りにより海苔の根元を摘採して
 しまうことが判りました。
 
 対策
 巻き取り機が必要。